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日々  ~京都にて~

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続スイス旅 vol.3

今日は、青空が広がったので、土は、重たく湿ってるけれど、どーしよーもなく、遅れていた、ジャガイモ堀りと、草で、見えなくなっている野菜を、救済するかのごとく、畑の草抜きをしました。

まだヘッセのお家を訪問した感動覚めやらぬ間に、帽子かぶって、長袖のシャツを着て、・・・でも、出てる顔だけは、しっかり蚊に刺され、良い汗かきました。



ほなまた、スイス旅の続きと参ります~!

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モンタニョーラ Montagnola村にある、 ヘルマン・ヘッセ Hermann Hesseが、1919年5月~12年間暮らした家、その名も、

カーサ カムッツィ Casa Camuzzi に、やっと辿りつきました!


こんにちは~!ヘッセさん!

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なーるほど! こっれは、ほんまに楽しい家やね。
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あれ?ここの上に、玉ねぎ型の塔と、小さな十字架があるんとちがったかな?
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そうかーーーっ、ジャングルみたいなお庭は、建物の裏側に広がってたんやぁ。
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てな感じで、私が、つぶやいてるのは、この家について、暮らしについて、ヘッセが、沢山の文章で語って、絵を描き残している情報を、頭に持っていて、

だから、真相を、目の前にして、すごくすごーく楽しんでしまってた。


以下、ヘッセの文からの抜粋、引用。


わが宮殿は、バロック様式の狩猟用城館を模倣したもので、テッスィーンの、ある建築家がおよそ、75年前に建てたものであるが、ここには、私のほかにも沢山の間借り人が、住んでいた。

地形上の困難さを、楽しそうに克服しつつ、並はずれて、贅沢で、陽気な建築欲から建てられたこの半ばいかめしく、半ば滑稽な宮殿は、見る角度によって、まったくさまざまな外観を持っているのである。

庭はいくつもの階段や、築山や、外壁をもつ沢山のテラスからなり、狭い谷底まで繋がっていた。

そして、この庭ではすべての南国の木々が、特選の立派な見本のように古くて、巨大であり、互いにもつれあって茂り、フジとクレマチスがいたるところを覆っていた。

この家は、ここの村からさえも、ほとんど完全に隠れて見えなかった。

下の谷からは、ひっそりとした木の茂った山の背の上に、階段状の切り妻と小さな塔が見えた。

Hermann Hesse 岡田朝雄 訳




Hesseに興味の無い人も、読んでくれはって、まんまに、どうもありがとう。 

ほなまた~!
by kyokyohatake | 2010-07-11 03:15
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