粟田神社祭り
京都の七口のひとつ、粟田口に、「旅立ちの守護神」として有名な、粟田神社があります。
粟田の地は、鎌倉時代には刀匠が、住んだ旧跡です。
また江戸時代には、尾張(瀬戸)の三文字屋 九朗右衛門が移り住んで来て、粟田の大日山の土で茶器を焼いていました。
それは、当時、粟田焼といったのだそうで、当時、三文字の窯元が東山山麓に一帯に、沢山広がっていたのですが、次第に、問屋が軒を連ねる五条坂(清水)のほうに、窯元が移って、粟田の窯元は衰退し、今に、清水焼のほうが残っていると、いうことです。
10日、その粟田神社のお祭りに、行きました。
私の住んでるところの氏神さんでもなんでもありませんけど、2年前の平成20年に、古くに消失していた、「粟田大燈呂」という、だんじりを、京都造形大学のだ学生達が、がんばって復元しはって、お祭りの行列に加わることになってから、えらいえぇ雰囲気になったそうで・・。
秋田の、あの、有名な紙のだんじりと同じ作りで、もっと、ぜんぜん、こじんまりしてます。
えらい楽観的にみえる天女さんやら、きつねさんやら、
牛頭天王さんどす。
他にも、三日月背負ったお坊さんやら、出世えびすは、鯛を持つ手を振ってます。
背後は、知恩院の華頂山です。真っ暗やから、だんじりが、よく映えてます。
闇夜で見えませんけど、ものすごい見物人の数でした。
京都造形大の学生さんが、だんじりを引くのも、ボランティアで、やってはりました。えらいわぁ。
良い学生生活送ってはる。
そーいえば、AKB48の衣装をデザイン制作しているのも、京都造形大の学生たちなのですと!!
by kyokyohatake
| 2010-10-15 00:35